今回は薪ストーブの煙突メンテナンスの様子をご紹介します。
メンテナンスをしていただいたのは、薪ストーブ専門店 西宮ストーブさんです。
この日は午前中に施主様の薪ストーブメンテナンスがあり、その後に当社のショールーム兼イベント施設「暮らしのスタジオ」の薪ストーブをみてもらいました。そのメンテナンスの様子をご紹介します。
暮らしのスタジオには、ヨツール社の鉄製の薪ストーブがあります。
屋根の勾配が急でのぼれないので、室内から掃除をしていきます。
薪ストーブの煙突に溜まったススを掃除
まずは養生です。まわりが灰で汚れないように、しっかりと覆います。
煙突をはずします。煙突は一部が短くなるようになっているので、かんたんに外せます。
煙突の下から専用ブラシをいれて、中のスス(タール)を落としていきます。柄をどんどん継ぎ足していくので、長い煙突も端まできちんとお掃除できます。掃除機で吸いながらの作業なので、周りにはほとんど落ちていません。
本体も掃除していきます。ブラシ付きの掃除機でていねいにススを吸い取ります。
「構造もわかってるので、内部も隅々まできれいになりますよ」
分解できるところはすべて分解。扉の調整や、消耗品などのチェックもしていただきました。ガスケットロープが外れていたので、そちらも消耗品のため、交換です。
こんなところまで分解できます!さすが薪ストーブのプロですね。
錆が気になっていた天板も、真鍮のワイヤーブラシと専用のポリッシュで磨いてもらってピカピカです。
全体的に拭き上げをして、お掃除完了!すっかりキレイにしていただきました。
手際よくされて、1時間くらいで終わりました。
薪ストーブのメンテナンスは、年に1回程度がおすすめ
メンテナンスのタイミングは、薪ストーブの使用頻度にもよります。冬の間ずっと焚かれているようでしたら、やはり年に1回が目安です。
ススの状態でふだんの使い方がわかるそうで、施主さまの薪ストーブのメンテナンスの際には、「燃やし方もバッチリです!」とのことでした。「ススがサラサラしています。これだけ上手に焚かれていたら、問題ないですね」とのこと。
煙突の中にススがたまると、薪も燃えにくくなります。うまく焚くポイントのひとつは、乾燥した薪を使うこと。 「薪が乾燥してるかどうかも、薪を持ったらわかります」と施主様。乾燥していると、木の水分が抜けていますので、薪は軽くなります。
今年も薪ストーブ体験会を開催します!
薪ストーブの準備も整いましたので、毎年恒例の薪ストーブ体験会を開催します!
ただいまイベントを企画中ですので、日程が決まり次第、当ホームページやSNS (Facebook, Instagram) にてお知らせさせていただきます。
ご興味のある方は、ぜひご参加ください♪
過去のイベントの様子はこちらのブログでも紹介しています。