川西市美山台にお住いのM様ご夫婦。2年前のリノベーションで薪ストーブをとりいれ、薪ストーブのある暮らしを愉しんでらっしゃいます。
↓ インタビュー前編からの続きです!
築35年の家を、リノベーションでずっと暮らせる木の家に(川西市美山台)
川西市美山台にお住いのM様ご夫婦。寒くて耐久性も心配だった築35年の家を、約2年前にリノベーションされました。 築35年の家は寒くて、老後も住めるか心配でした ・・・リノベーションをしようと考えたきっかけはなんですか? […]
薪ストーブのある暮らしを愉しむ
・・・薪ストーブを焚いてる時は、皆さんどこで寛がれますか?
奥さま:
椅子を土間に持って行ったり、キャンプ用の大きめの椅子を置いたりしてます。帰省してきた子ども達も薪ストーブの前から移動しないですね。ずーっとここで「あっつー」とか「ぜいたく~」って言いながら。私たち夫婦にとっては、もう生活の一部なんですけどね。
ご主人:
もう薪ストーブでリノベーションのスイッチが入りました。「薪ストーブをつけないんだったらやらへん!」というくらいで(笑)そしたら土間がかわいくって、土間も欲しくなって。それも担当者さんと相談して、イメージ通りにしてもらいました。薪ストーブも篠山のお店に一緒に何回か通って決めました。
奥さま:
薪ストーブを住宅街の中で使うので、はじめは煙が心配でした。なので、事前にご近所の方に『薪ストーブを付けること』、『迷惑がかからないような仕組みになっているという説明』、『ぜひ見に来てください』というお話しをしました。その時には、グートンライフさんとストーブ屋さんも一緒にまわってくれました。そこまでしてもらえたのも嬉しかったですね。
奥さま:
だから近所の皆さんも「あったかい~?」って聞いてくれたり。そこの人なんかは「毎日窓から見てるけど、そんなに煙出ないね~」って。ご近所で庭の木が出た時なんかは束ねたものを持ってきてくださったり。いいご近所つきあいをさせてもらってます。
薪ストーブでの料理もあれこれ試しています
・・・薪ストーブでお料理とかはされるんですか?
奥さま:
実はこの薪ストーブは天板での料理ができないタイプなので、炉内でできる料理をいろいろと試しているところです。わたしたちはまだ仕事も現役ですので、薪ストーブは立ち上がりの早いものを選びました。空気調整も自動でしてくれるので、扱いやすいです。
ご主人:
薪ストーブにも色々と種類があるんですが、鋼板製の物を選びました。薪ストーブの上で煮炊きできるほど表面は熱くならないんですが、そのかわり早く暖まる。普通だったら暖かくなるのに2時間位かかるんですけど、この HWAM4620C なら1時間位で暖かくなります。
奥様:
最初は炉の中にチキンを入れてみたんですけど、まだ温度調節が上手くできなくて全部炭みたいになっちゃいました。熾火になってから焼き芋くらいかな。なので、焼き物用のさつまいもを、私が庭に植えて収穫しています。
ご主人:
そこだけはちょっと計算違いでした。ストーブ屋さんにも「天板で料理はできませんよ」とは聞いていたんですけどね。まあキッチンも新しくなってるので料理に困ることはありません。
薪は地域の古くなった木を再利用
ご主人:
薪ストーブにとって「燃料の薪をどう調達できるか?」は大事だと思います。そこは社長さんが「大丈夫、毎年絶対ずっと一緒に取りに行くから!」って。年何回か社長の声掛けがあり、何人かで朝から集合して、トラックで行き、木を伐って、トラックに積んで帰ってきて、庭で薪割りをする。それを家の裏の薪台に置いて乾燥させています。
・・・グートンライフでは建築の廃材や、地域の古くなった木を伐って薪として再利用しています。
→ 詳細は 川西市の工務店ならではの、薪ストーブの薪づくり をご覧ください
奥さま:
社長がトラックで家まで運んでくださるんですけど、木を降ろす時もすごい張り切ってしてくださって「いやいや、そんなことまで~!」って、ありがたいですね!
ご主人:
薪をくれる人もなかなかいませんからね。普通に買うとなると、普通の暖房の方が安いかもしれません。そこもフォローしていただけるというのも良かったです。後は自分でチェ―ンソー買って愉しんでいます。今度また、社長といくんですけどね。今のところ、2年分くらいはストックがあります。うちは薪ストーブを使うのが朝晩だけなんですけど、それでも暖房は薪ストーブだけなのでけっこう使ってる方だとは思います。
薪割りはとても楽しいです!
・・・薪割りは大変でないですか?
奥さま:
薪割りはめちゃくちゃ楽しいです!たぶん旦那より私の方が薪割りをしてると思います。
・・・奥様のそんな華奢な体で!
ご主人:
社長と伐ってきた丸太を、家で割らないといけない。僕一人でやるのは大変かなと思っていたんですけど…妻も割ってくれるので助かります。疲れてきたら交代でやると疲れにくい。昔は「こんな広い庭は要らないな~」って思ってたんですけど、薪割りをするようになったらちょうど良いスペースでした。
奥さま:
平日の仕事がお休みの時なんかは、「じゃあ、ちょっと2~3本割っとこうかな」って感じです。ストレス解消にもよくて、もやもやしてるときは薪割りが一番ですね。こんなこと言うのもなんですが、薪ストーブの火をつけているのもほとんど私なんです。
ご主人:
僕の方が仕事の帰りが遅いので、できないんですよね。キャンプで焚火もするのでつけたいんですけど、朝起きたらもうついているし、帰ってきたらもうついている(笑)
・・・うばいあいですね!
ご主人:
薪もどんどん増えてきて、もう一台薪台をつくる予定です。ちょうど家の裏のこの場所が、軒の出があるので雨にも濡れずに保管できました。元は草ぼうぼうのスペースだったんですけど、薪置き場として大活躍しています。あ、通風孔の前は塞がないようにしていますよ。
薪ストーブは一年を通して愉しめます
ご主人:
薪ストーブをつけてもらったら、冬が愉しみになりました。夏はみんなで薪を伐りに行ってワーワーするのも楽しいし。ちょっと運動で庭で薪割りをしたりで、一年を通して薪ストーブのおかげで愉しみが増えました。
奥さま:
ほんとに、老後の愉しみも増えたと思います。今では夫婦それぞれ一本ずつ斧をもっています。まさかマイ斧を買うとは(笑)人生何があるかわかりませんね。
ご主人:
ぼくと同じような趣味の人には絶対薪ストーブお勧めです。ほんとに、薪ストーブでリノベーションを決めました。妻も薪ストーブの魅力にはまって、愉しんでいます。
Mさまご夫妻、この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
↓ この家の施工事例に、写真をたくさん載せています。ぜひご覧ください。
築30年の家を、冬あたたかく夏さわやかなずっと暮らせる木の家にリノベーション。 薪ストーブをとりいれ、豊かな暮らしを愉しまれています。 施工のポイント 1階をすべて改装し、キッチンから薪ストーブが見える広々とした空間にな […]