今回は漆喰(ほんしっくい)の塗り壁をご紹介いたします。
昔ながらの本しっくい
漆喰は、日本では飛鳥時代から続く歴史のある建築材料で、白いお城の壁や土蔵などに使われています。世界各地でも古くから使われています。
グートンライフでは昔ながらの「本漆喰」を使用。樹脂ボンドを使用しない、”100%の自然素材” にこだわっています。
漆喰の原料には、こんなものを使っています。
石灰岩と消石灰
土中釜で作る塩焼き消石灰。運動場のライン引きや、水害時の消毒などにも使われています。
海藻のり
保水性を高め、作業性を良くします。日本の漆喰は海藻のりが入っていることで、薄く平らかに塗ることができるんです。
麻すさ
乾燥によるヒビ割れを防ぎます。
漆喰の特徴
1. 火に強い(耐火性)
漆喰は燃えない不燃材料として国にも認められています。江戸時代には、防火のために漆喰が塗られました。たとえ火災で燃えたとしても、樹脂が入っていない自然素材なので、有害ガスなどが出ません。
2. 湿度を保つ(調湿性)
漆喰には、珪藻土と同じように、調湿効果があります。室内の湿気が多いと吸ったり、少ないと吐いたりして湿度を一定にたもってくれるので、結露を防いで快適な部屋にしてくれます。
※結露は立地条件や室内の湿度にもよりますので、絶対ではありません。
2. 菌に強い(抗菌性)
漆喰はの主成分の消石灰は強アルカリ性(ph12~14)で、高い抗菌性があります。
昔から押し入や納戸ばど、湿気が多くてカビが生えやすい場所に使われたりします。
左官職人さんが手塗りで仕上げる風合いが魅力
漆喰は、左官職人さんが手塗りで仕上げていきます。職人さんの腕の見せ所です!
コテ跡でパターンをつけたり、逆に真っ平に仕上げたりと、デザインもさまざま。
漆喰は太陽の光を乱反射して、独特のかがやきになります。
壁は、お家のなかでも身体に触れる部分でもあります。調湿をしてくれる自然素材を使うことで、部屋の中の空気を快適にし、からだにやさしい室内環境にしてくれます。
ショールームで本漆喰の質感を体感いただけます
川西市の自然素材ショールームでは、自然素材の建材を実際に見ていただけます。
漆喰の他にも珪藻土や無垢の杉のフロアなど、実際に見て、触れて、体感していただけます!
ぜひ、お気軽にお立ち寄りください。
グートンライフは自然素材にこだわります