今回は、壁紙や障子の紙などに使う「和紙」をご紹介します。
グートンライフでおすすめしているのは、「土佐和紙(とさわし)」。
なぜ土佐和紙か?
その特徴やメリット、デメリットについてお伝えします!
土佐和紙の特徴
土佐和紙は、高知県の土佐市やその周辺で作られている和紙です。
すでに平安時代の文献に登場しているそうで、1000年以上の歴史があります。
原料は、主に楮(こうぞ)や雁皮(がんぴ)、ケナフといった植物です。
植物を原料としているので有害物質がありません。
また、紙の状態でも呼吸し、湿度を調整する効果があります。
時間とともに風合いがよくなっていくのも、魅力ですね。
紙の繊維が光を乱反射するため、太陽や照明の光がやわらかくなります。
尾とも分散乱反射するため、やわらかくなります。
最近は、有害物質を分解する酸化チタンが入った土佐和紙などが開発され、
シックハウスの防止効果も期待できます。
土佐和紙のメリットとデメリットをまとめましたので、
参考にしてください。
土佐和紙のメリット
- 湿度を調整する
- ホルムアルデヒドなどの有害物質を分解する
- 年月がたつほど風合いが深まる
- 光をやわらかくする
- 音を分散させてやわらかくする
- 燃やしても有害物質が出ない
- 壁の素材としては、珪藻土(けいそうど)より手ごろな価格
- 破損しても対応しやすい(上から貼るなど)
土佐和紙のデメリットは?
- ビニールクロスに比べ、割り高で破れることもある
- 水まわりには使えない
- 貼り方に技術が必要
和紙ですので破れた時は重ねて貼ることができます。
また、水廻りにも使える「玉紙」という、水を弾く独自の加工をした和紙もあります。
土佐和紙はでんぷんを使って壁に貼ります。
すぐに乾いてしまうので、職人さんにとっては難しい素材です。
「貼り直しが聞かないので、真剣勝負です」
と、職人さんはおっしゃいます。
それだけに、やりがいがある、とも。
ショールームで土佐和紙の質感を体感いただけます
「和紙の壁紙ってどんな感じ?」
興味のある方は、ぜひグートンライフのショールームやモデルハウスをのぞいてみてください。
やわらかい質感や見た目にやさしい色合いを、確かめていただけます。
土佐和紙の壁紙は、すべて防火認定品(準不燃)で、
環境にやさしいシックハウス対策/国土交通省認定品(F☆☆☆☆-認定番号MFN-1315-)です。
自然素材ショールームはご予約不要です。
年中無休(年末年始・夏季をのぞく)でオープンしています。
木や土、紙などの自然素材をふんだんに使った心地よい空間です。
お気軽にお越しください!
グートンライフは自然素材にこだわります