川西市緑台の「暮らしのスタジオ」で行いました、薪ストーブ体験会の様子をご紹介します。今回は篠山の『里山ストーブ』の照沼さんに、薪ストーブの魅力と楽しみ方をレクチャーしていただきました。
薪ストーブで「火のある暮らし」を愉しむ
薪ストーブのあたたかさは、太陽と同じ「輻射熱」です。火を付けてから室内が暖かくなるまで時間がかかりますが、そのウォーミングアップが終われば、遠赤外線で人の体をじんわりとあたためてくれます。
空気をあたためるエアコンとは違う、本当に心地の良い暖かさです。湯船につかっているような、陽だまりの中にいるような、そんな暖かさで思わずぼーっとしてしまいます。ストーブの火が消えても、2~3時間は暖かさがつづくそうです。
薪ストーブの上手な焚き付け方
薪ストーブの燃料には、乾燥した「薪木」を使い、下から順に大・中・小と組んでいきます。一番上の小さい端材が焚き付け材で、この材が少ないと上手く炎が燃え広がりません。
薪の材料になる「木」には、針葉樹と広葉樹があります。針葉樹は油分を多く含むので燃えやすいです。広葉樹は木の密度が高いので、ゆっくり長く燃えてくれます。
薪ストーブなら美味しい料理もカンタンに作れます
薪ストーブの愉しみ方のひとつは「美味しい料理」が簡単に作れることです。薪ストーブの上に鍋を置き、材料を入れて放っておくだけ。美味しい匂いがしてきたら、出来上がりの合図です!今回は焼き芋の他に、ストウブ鍋を使ってポトフと焼きリンゴも作りました。
この他に、ピザを焼いたりパンを焼いたりと楽しめます。炎を囲んで、美味しい料理を食べながらワイワイとする。そんな時間が過ごせるのが薪ストーブの一番の魅力かもしれません。
薪ストーブと木の家は相性が良い
薪ストーブと木の家は相性がとても良いです。インテリアとしての見た目はもちろんですが、木には「蓄熱性」があるので、薪ストーブの熱を長く保つことができます。また、お家の暖かさには、お家自体の断熱性や気密性などの性能部分も関係してきます。「薪ストーブについて詳しく知りたい!」という方は、ぜひお問合せください♪
薪ストーブ体験のイベントは、年明けの2022年1月29日(土)にも予定しています。ご興味のある方は、ぜひご参加ください♪
詳しい内容については、今後のHPやSNSで発信していきます。