里山の風景が広がる、川西市笹部(ささべ)。大阪市内から電車で1時間ほどの、アクセスのよい場所です。
Tさまご夫婦は、中古の平屋を購入し、自然素材の家にリノベーションされました。お二人に、家づくりについてお聞きしました。
中古の家をリノベーションしようと思った理由
奥さま:
気に入った場所が見つかったことが、大前提です。娘が生まれ、住んでいた賃貸住宅が手狭になったことも、大きな理由でした。
今回買った土地には、古い平屋が建っていました。とりこわして、新築にしようか迷いましたが、予算の関係もあり、リノベーションを選びました。
―――自然豊かで駅にも近い、好立地です。この場所はどうやって見つけましたか。
ご主人:
10年くらいは、チラシを見て、いいなと思ったところを見に行く程度でしたね。
奥さま:
今回設計をお願いした友人と一緒に車でまわり、この場所を見つけたんです。友人が、持ち主さんと交渉してくれて、買うことができました。
グートンライフを選んだのは?
奥さま:
地域の工務店で、自然素材を扱っているということ、設計士の友人がグートンライフさんを知っていた、ということが大きいです。
ほかにも二つの工務店とお話をしましたが、最終的には、自分の直観と会社の雰囲気で決めました。
ーー家の間取りは、キッチン、和室3つ、洋室1つの3LDK。床や外の壁には、丹波スギや丹波ヒノキ、室内の壁には珪藻土(けいそうど)と、自然素材を使っています。
家の間取りは、キッチン、和室3つ、洋室1つの3LDK。床や外の壁には、丹波スギや丹波ヒノキ、室内の壁には珪藻土(けいそうど)と、自然素材を使っています。
―――家づくりでこだわったところは?
奥さま:
自然素材を取り入れたのは、本物の木を使った家で、木に囲まれたい、という思いがあったからです。畳の部屋にもこだわりました。
限られた空間を、できるだけ広く使いたかったんです。テーブルやイスはリビングを圧迫してしまうので、座卓を使っています。
家づくりのエピソード ~セルフリノベの楽しさ~
―――壁塗りは、ご家族とご友人でされましたね。
ご主人:
自分たちで手をかけると、愛着がわくだろうなと思って。壁をはがしたり、外したりする作業が結構大変だったけれど、それも含めて楽しかったですね。
奥さま:
大工さんのじゃまをしないように、同じようなことをしたりして。いい思い出です。
—――スタッフとの打ち合わせや工事中に、不安はありませんでしたか?
ご主人:
スタッフのみなさんには、全面的な信用をおいていました。対応もよかったので、不安はありませんでした。
奥さま:
私たちの想いによりそいつつ、いつもちょうどよい提案で進めてくださいました。スタッフさんや職人さんのOKな範囲で、家づくりにかかわらせてもらえたことが、とてもありがたかったです。
断熱性アップ&家事ラク素材
―――住まわれて1年が経ちました。住み心地はいかがですか?
奥さま:
心地よく楽しいです。畳の部屋だとゴロンとできて、部屋がつながって空間が広く使えるのもいいですね。
ご主人:
ウッドデッキやガレージづくりなど、やりたいことがたくさんあって、ずっとステイホームしたいくらい(笑)。
―――リノベーションでは、断熱材をいれました。効果はいかがですか?
奥さま:
前の家と比べて、光熱費が減りました。夏はほぼ扇風機1台、冬は石油ストーブ1台を使っただけ。電気代は、平均して月に3000円ほどでした。
ちなみに、普段のそうじは、ほうきだけ。「前の家はフローリングでほこりが目立ちましたが、自然素材だと、あまり気になりません(笑)」(奥さま)
中古住宅のリノベーションを成功させるコツ
奥さま:
まずは、自分にとって居心地のいいイメージを、ふくらませることでしょうか。写真を集めたりして、具体的に工務店に提案していくのがいいかもしれません。
ご主人:
理想の土地を見つけるためには、あきらめず、あわてないことですね。
―――グートンライフをすすめるとしたら、どんな人に?
ご主人:
どんな人にもおすすめします。
奥さま:
私も。加えて、自然が好きな方。そして、少しでも、自分たちで家に手を入れてみたいと思われる方に。
簡単なこと、例えば玄関にビー玉を埋めるだけでも、とてもよい思い出になり、毎日目にできて、より家に愛着がわきます。
これからご主人は、ウッドデッキを完成させ、ガレージも造る予定。奥さまは、近所の人が気軽にお茶を飲めるよう、お庭を整えたい、と話されています。
どんなお家になっていくのか、楽しみです。ご家族のみなさま、ありがとうございました。
【延床面積】約23坪
【施工期間】約2か月
家づくりのこあれこれ、ご相談に乗ります。住まいの相談会も随時行っておりますので、お気軽にお申し込みください。
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